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おまけ君物語 その13/残り物を食べてクビになった四川の男子

   

中国人観光客さん!いらっしゃ~い!おまけ君です

私は従業員200人の一番TOPでした。写真は全員揃う日がないので、数回に分けて撮影した記念写真です。私は右上の赤いシャツの右側にいます。私の撮影の立ち位置が社長のポジションじゃないような~(笑)

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ほとんどの従業員は北の方から出稼ぎに来ている、農村の子供たちです。私はいわゆる200人のお父さん。その時は真剣にそう思って彼らに接していました。今この写真を見ても、本当に懐かしくその頃の彼らとの思い出が、蘇ってきます。

私はどうしても残念な思い出が一つあります。それはこの写真の中の、四川から出稼ぎで働きに、KTVに働きに来ていた男子を、最終的に私の決断で辞めさせなければいけないことになったのです。

その辞めさせた理由。「つまみ食い」です。びっくりしますよね。何をつまみ食いしたかというと、お客様に出したサービスのフルーツの、食べ残しのスイカです。

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以前この記事でお話しした、サービスのフルーツの一切れのスイカを、お客様が帰られた後に、片づけしている時に、つまみ食いしたんです。規則は食べ残しは、つまみ食い禁止。そう従業員に徹底しています。もちろん見つかれば現場の判断で解雇。最終的には私が、解雇を決断するのです。

彼は泣いて謝りました。でも中国というところは、とにかく従業員の数が多い。だから一人でもそれを見逃すと、どんどんエスカレートして、規則が守られなくなってくるのです。ある意味、「見せしめ」です。私は彼の家の事情も知っていますし、普段からよく働いてくれていたので、どうにか現場の責任者に、「見逃してはどうか?」と聞きましたが、答えは「絶対ダメです!」この返事でした。

最終的には、次の日に解雇され、従業員の寮から出ていきました。スイカ一切れのつまみ食いで解雇になった彼。今頃、どんな大人になって、今の中国で生きているのでしょうか?あの頃の従業員は貧しい農村の人がほとんどでした。高級なスイカやフルーツの食べ残しを、つまみ食いしたくなる気持ちも、わからないことはなかったです。

私でさえ、思わずつまみ食いしそうになったことが、何度もありました。汗

もしかしたら、食べ物の大切さを痛感していて、思わずつまみ食いしてしまった彼。きっと今頃は、お金儲けをして、日本に旅行するくらい成功しているかもしれない、あの頃の従業員のエネルギーを感じた経験のある私は、いま日本に来ている中国人観光客を見ては、そう思っています。

だから中国人観光客から、目が離せないのかもしれません。

おまけ君

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源内 清芳(おまけ君)

源内 清芳(おまけ君)

大阪生まれの大阪育ち。2005年から2009年まで、中国のアモイ市で、部屋数150部屋、従業員数200人の自主式カラオケ店を経営。2010年帰国。中国での様々な経験を生かして、「中国人観光客が行列を作る、魔法の販促術」という中国人特有の販促を生かした、セミナーを開催している。 2010年日本パーソナルブランド協会主催、セミコングランプリ2010優勝。藤村正宏先生主催・エクスマ塾沖縄67期。エクスマエヴァンジェリスト15期。おまけ君というニックネームの由来は、中国でのカラオケで、おまけを付けて売る中国独特の販売方法で、カラオケで毎日ビールを約100ケース(2400缶)販売してたところから、おまけ君と自分で名づけた。現在はインバウンド向けセミナーと「おもしろいと思われるセミナー講師」になるためのセミナーやコンサルタントに力を入れている。もう一つの仕事は独居老人を中心とした、介護職に就いている。

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